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ぱきら家の植物(とネコ)観察日記です。


by pachirag
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パキラの茎・徒長問題

みなさん、こんばんは!
身も心も凍てつくような寒い日々が続き、
冬の切り札ダウンコートを早くも出動させてしまおうかと
悶々と悩む今日この頃ですが、
みなさんはお変わりなくお過ごしでしょうか!?

今週もやってまいりました、
読んでもためにならない上に決してアテにしてはいけない、
ぱきらの「趣昧の園芸」の時間です。

お送りするのは、エデンの園もボティチェリの楽園もまっつぁお、
水清らかに春のうららかな陽光降り注ぐ豊穣の地だろうと、
必殺の放置攻撃を華麗に繰り出し3日で不毛の地と変えてしまう、
恐怖の茶色の手を持つオンナ、ぱきらですよ♪

さてさて。
前回、朗々と葉を茂らせ順調に生長している様子のパキラの写真を載せたけど、
当然、茶色の手を持つぱきらんちのパキラだから、密かに悩みがいっぱいだよ♪
外で霜に見舞われて芽も出せずにいる野菜どもを、一人勝ち状態で
ほくそ笑みながら見下ろしているように見えるパキラだけど、
実は、裏から見るとネ!

茎がにょろ~んと曲がって伸びてるんだ♪
頭が重いよぅ!!パキラの茎・徒長問題_b0084596_0135853.jpg
ものの本によると、パキラは日光が足りなかったり水が多かったりすると、徒長してしまうのです! …のだそうです!!
節と節の間が長くなって、葉の重さで曲がってしまいます。

何しろ頑丈な植物で、耐陰性アリ! 日当たりが悪くても全然オッケー♪なので、ついつい油断してしまうのですが、本当は日向の強い光線を好む葉っぱです。

さらに言うと、ハイドロカルチャーで育てられる本来の有効期限は1年くらいだと聞きます。植物に理想的な環境は、やはり土植えなので、水栽培が長くなるとツライようです。

耐えてたんだね、パキラ…。

「にょろ~ん」をどうにかするためには、伸びた茎を切って人生一からやり直しするしかないようです。…という対処法がありますが、せっかく出てきた葉っぱを切るのが悲しくて、ウチのパキラはなんとなくそのままになってます。とりあえず、立派に育っています。頭が重くて倒れそうなところは、鉢を大きくして何とかしてます。

パキラの茎・徒長問題_b0084596_111098.jpgちなみに。
我が家にやってくる前、ちゃんとした植物養成所で育った頃の葉っぱは、みっしり生えています。古い葉はかなり枯れて減っていますが、下のほうに在りし日の名残が…。

ついでに言うと、日差しが弱いと葉も薄くなります。室内で育った薄い葉は、太陽光に当てると葉焼けして枯れ落ちてしまうので、どちらにしても、モトの姿に戻すには切り戻すのがいいようです。パキラは強いので、幹一本になっても新しい葉っぱが出てきますからご安心を。

さらに言うと、切り戻した茎は、土に差すか水につけるかすれば、新しい根っこが出て繁殖します。三つ編みパキラを育てるなら、このときがチャンスです!!

と言うわけで。
ウチのパキラ、頑張ってくださ~い!!

以上、どの程度信用できるのかさっぱりワカラナイ、ぱきらの「趣昧の園芸」でした♪

あ、そうそう!
日向を好むパキラは、大部分が熱帯雨林出身の観葉植物の世界にあってはやや特殊な存在です。通常ハイドロで育てるような観葉植物には、日差しが嫌いな向きもありますので、急激な日当たり良好にはご注意を!!
冬の間、弱い日差しに短時間当てて少しずつ慣らしていけば、日向でも生きていけるようになることもあります。
by pachirag | 2007-11-24 01:40 | 葉っぱたち